日記
💓大切な思い出の買い物代行💓
『伊藤さん、おねがいしてもいい?』
『はい!なんですか?』
『昔ね商売してるときに
よくたべてた
翁堂の
翁飴を
買ってきてくれない?
どうしても
懐かしくて
食べたくて
食べたくて』
『私に買えるものなら
どこまででも行きます!買ってきますね』
顔がほころんだ
ずーっと
ずーっと
食べたかったけど
我慢してたんだ
お店に入り
店主にお話した
『ありがたいです。
どうかお元気でいらしてくださいと
お伝えください』の言葉
紙袋をぶらさげ
店主の言葉
依頼してくれた
おじいちゃんの
笑顔を想像したら
嬉しくて
心がおどった
長い歴史の中で
たくさんの思い出の中にある
忘れられない味
明日は翁飴から
きっといろんな話が
始まっていくんだろうな
優しい気持ちになれた日
返信転送
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[介護してる 家族の気持ちをいつも心に]
『家族がもう少しみてあげればいいのに
何もみてないんだってよ
かわいそうにね
すっかりボケちゃって
何もわからないみたい』
よく聞く
井戸端会議のおばさまたちの
会話
『もう見れなくない?
無理だよ人足りないし
叩くし、帰りたがるし
家族にもう少し見てもらった方がいいよ』
施設のスタッフ間で聞こえる言葉
家庭介護は24時間
途切れる事なく続く
私がみなきゃいけないのは
わかってる
親なんだから
家族なんだから
だから頑張りすぎてしまう
平気じゃなくても平気なふりをして
大丈夫?と聞かれても
大丈夫っていうしかないじゃん
大丈夫じゃないっていったら
誰が何をしてくれる?
早く楽になりたい
そうすればお母さんも私も楽になる
死んだ方が幸せだ
そこまで思う時もある
綺麗事じゃない
当事者も介護者も
感情がある人間
まして家族となると余計に
腹立たしくなる
家族はいつも
その人なりの精一杯で
できることをしている
苦しいから
辛いから
大変だから
私たちプロに家族を任せる
本当は自分がもっと関わりたいけど
イライラしてしまうから
優しくできないから
家族のみえない気持ちを
いつも感じれる人でいたい
だからこそプロの介護福祉士がいる
家族ができないところを
私たちが精一杯関わる
家族が安心しておねがいできる人
家族が安心しておねがいできる場所
私たちが楽しくサービスを提供すれば
家族は気楽になる
そして優しさの循環がうまれる
家族の代わりに
私たちプロが
思い切り楽しく
絶対に手抜きしない
誰もがみな老いていく
今元気な私たちだって
その時に
今の私の関わりはプロの介護士として
きつくないか?
適当になってないか?
どんな人に関わってほしいか
常に自分の関わり方
言葉のかけ方を大切にしていきたい
私にできる事は
小さなことかもしれないけど
家族のみなさんが
安心して任せれる人と場所を
少しずつ広げていきます!
#パーソナル介護士#介護保険外サービス#介護福祉士#相談窓口
「できることは必ずある」
#パーソナル介護士#介護保険外サービス#介護福祉士#相談窓口
『介護とわからない介護を極めたい』
『介護とわからない介護を極めたい』
介護という言葉が好きじゃない
なんというか
いかにも何かをしてあげますみたいな空気が
醸し出される感じがゾワゾワする
私は自分が体が不自由になったときに
上下ジャージでいかにもの服装で
関わってほしくないし
必要以上の手助けもしてほしくないし
大丈夫ですか?の言葉もいらない
ただ、当たり前に
話をしてほしいし
頼りにしてほしいし
意見も聞いてほしい
頼まれごとを
できるか出来ないかの判断は
私がするから
歩く時に手を繋いだ方が
歩きずらいか
歩きやすいかも本人が一番わかる
お風呂に入りたいか入りたくないかは
私が決めることだし
寝たいか寝たくないかも
私の意思
プロの介護をするならば
いかに
介護されてる感を相手に
伝わらない様にするのかが
最も大切だとおもう
相手をおもい
さりげなく
相手がしやすい様にする
申し訳なさを感じさせない様に
きれいな服をきて
きれいな靴をはいて
おしゃれな帽子に
お化粧をする
かわいい杖のデザイン
かわいい食事用エプロン
ネイルもいいしエステだって
私のおばあちゃんは
死ぬまで
ずっと
とてもかわいかった
母も私も姉もおばあちゃんに
可愛い服をきてほしかった
もしかしたら私たちのおしつけっぽく
なってたかもしれないけど
とことん可愛いおばあちゃんにして
施設に行っていた
そのおかげで
施設のみなさんに
いつも素敵だねと
おばあちゃんが声をかけられているとこを
何度も見た
もちろん家族は24時間
途切れることのない介護をしてるから
余裕をなくすときだってある
だからこそプロの私たちが
元気だった頃の姿を知り
近づけておうちへ送る
髪をととのえ
化粧水をつけ
ハンドクリームをぬる
たったそれだけでも変わる
そしてその時は
介護されてる感を
とことん出さずに
目の前のその方と向き合う
そこに本物の人間関係が生まれる
そして介護している様で
実はありがとうと言われることで
介護士も元気をもらっているんだ
『お互い様』
なんて心地いい言葉
#パーソナル介護士#介護保険外サービス#介護福祉士#相談窓口
『幼馴染が 認知症の母を介護していること』
今日はくみの誕生日会をした
くみは3歳からの幼馴染
かなとくみと私はいつも3人
山奥の田舎で育った
田舎だからか
今でいう
多世代交流は
自然に根付いていて
となりの家も自分の家も
みんな家族みたいで
ただいまーと玄関をあけて
入ってくる様な地域
故郷では鍵をかけたことも
鍵をあけたことも一度もない笑
ケラケラ笑うくみは
さっぱりしていて
潔い
だけど繊細で優しい
彼女のお母さんが
認知症と診断されたのは数年前
くみがお母さんの話を
するときリアルな言葉が沢山聞こえてくる
『今でこそやっとまわりにいえる。
最初なんか怒鳴りまくってたもん。』
笑いながらいうくみは
きっとずっと抱え込んで
自分を責めていたはず
彼女は徐々に受け止め
まわりにお母さんのことを隠さずに話していた
お母さんの友達や近所の方とも
今まで通り交流を当たり前に続け
社会資源が沢山ある
くみのお母さんは明るい
くみのことが大好きで
くみのことを
『かわいいでしょ。いいこだよー。本当に。』
と話す
認知症は病名です
くみのお母さんはお母さんのままだし
くみもまた娘としての関わり方を
自然にしている
くみのお母さんの話は
明るくて
愛がいっぱい
だけど、要約そうなれたといった
くみの言葉が
これまでの葛藤を物語っていた
1人で抱え込まないで
隠さないでも
みんなが自然に受け止めれる
地域にするために
小さくても
私にできることを一つずつ
必ずしていくと自分に約束した日
#パーソナル介護士#介護保険外サービス#介護福祉士#相談窓口