日記

2022-09-18 02:17:00

この仕事が大好き

介護の仕事をしていると


「大変でしょ?よくやってるね。」

とねぎらいの言葉をよくかけられることがあります。


たしかに介護は大変なこともあるかもしれないけど・・・
それは、介護の仕事に限らないことですね。

ご自宅でずっと介護をしているのと
専門職として介護をするのではまた全然違いますね。

おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごしながら
お話したり
一緒に料理を作ったり
歌を歌ったり

こんなに楽しい時間が仕事になるなんて
他にそんな仕事あるでしょうか?

私にとって介護は仕事じゃないんですよね。

「自然に身体も心もワクワクする」
そんな感じ(^^♪

もっもっともっと
介護の楽しさを伝えていきます!!!

だって私本当におじいちゃん、おばあちゃんのことが大好きなんです!



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2022-09-15 08:31:00

「話」がしたい


今回の依頼はお客様が昔大変お世話になった方なので
「楽しい時間」をプレゼントしたいという依頼で、いってきました。

1人暮らし

男性

93歳

のAさん


血圧が高いくらいでこれといった持病もなくお元気に暮らしています。
介護認定は要支援1で週に一度訪問介護にてお掃除のお願いをしているそうです。

普段は自転車にのり自分で買い物に行かれたり
近くに住んでいる友人の車でドライブにいったりされているそうです。

Aさんは旅行が好きで元気だったころは日本中を自分の車で観光していたとか。

Aさんはにこやかに迎えてくれました。
「Aさん、こんにちは。おじゃまします。」
そういうと
「さぁ、入って。」と気さくにいってくれました。

お互いに自己紹介をして
その中でAさんはどんなことに興味があり、どんなことが得意なのか探っていきます。
事前に旅行が好きだといっていたのでその話題にももちろん触れて、そこを深堀します。
表情をみていると、顔の筋肉がゆるむ瞬間があります。それから、少し体が前のめりになったり
目が大きくなったときはチャンス!!!

「どんなところにいかれたんですか?」
「おひとりで?」
「どこが一番素敵でしたか?」

そうやって一つの話題を深堀りするとその方の価値観が見えていきます。

「俺は一人で気楽に生きてきたから。まわりに気を遣う旅行は嫌い。
一人で好きなように好きなとこに行ってたんだよな。」

その言葉でAさんは自由で決まったことが嫌いな人ということが見えてきます。

「いろんなとこに行ってきたから、少しは若い人に話ができるかもね。」
その言葉から、話をしたい!役にたてる知識が俺にはある!と思っていることがわかります。

私はこの日、とことん話をすることに決めました。
Aさんが旅した先での思い出を
目の前にその光景が浮かぶくらい、心から聞こうと決めました。

Aさんは、話をとめることなくあふれてくる思い出を沢山聞かせてくれました。
そして話し終わった後にこういったんです。

「俺、いつも掃除にきてもらってるだろ。でも、掃除なんか本当はどっちでもいいんだよな。ちょっと掃除してもらって、それでいいんだよな。
話たいんだよね。本当はこうやって話すことが一番したいこと(笑)」

といって笑っていました。

介護保険はその方の生活を維持するために必要不可欠なもの。
一方で私が寄り添いたい部分は世間でいうニッチな部分なのかもしれない。

でも、その時間こそがその人の生きる力に変わるんだと
改めて感じた1時間でした。

(投稿日とサービス提供日は異なります)
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2022-09-14 00:26:00

①「介護保険サービス」と「介護保険外サービス」の違い

新聞を読んでいても
本を読んでいても
なんで、こんなに難しい言葉を使うんだろうと思ってしまうことが沢山あります。

おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごす時間が長いと
余計にわかりずらさがわずらわしさにかわることを
感じる機会も多いものです。

そして、おじいちゃん、おばあちゃんにとってわかりずらい言葉というのは
私たちにとっても
もちろん子どもたちにとっても難しいこととなるのです。

耳慣れしたワードになると
それだけで理解はしてなくても知ってるような気になってしまうし
今更聞けないことも実は沢山あるんですよね。

というわけで、時々小学生でもわかる介護のミニ知識をお伝えしていこうと思います。


  1. 要介護者 からだのどこかに、不自由がおき、なんらかのお手伝いが必要なひと ときどき「被介護者(ひかいごしゃ)ともよばれますが、要介護者が一般的です。」
  2. 介護者  からだの不自由な方のお手伝をする人のこと
  3. 介護保険とは  ①介護が必要なおじいちゃん・おばあちゃんが自立した生活を送ることができるように                                                              ②介護を行っている家族の介護による負担を軽減することを   この2つを目的につくられた国の制度。→2000年4月からはじまった新しい制度です。


  4. 介護保険サービスとは 
  5. 介護保険(国の税金を使う)を使って受けられる介護サービスのこと
  6. 利用条件があり、高齢者なら誰でも受けられるというわけではない


  7. 介護保険外サービス 訪問介護や訪問看護などの介護保険サービスでは適用できない部分を補う介護サービスです。
             家事代行サービスから旅行や外出支援サービスなどその方の趣味や得意なことを一緒にできる枠にしばられないサービスです。

  8. 訪問介護     おうちにヘルパーさん(プロの介護者)がきて、生活のお手伝いや身体のお手伝いをするサービスのこと お家でのサービスです。
    (ポイント)お手伝いさんとは異なるため、頼めることは限られてみきます。あくまでも、要介護者へのお手伝いが基本!
     〇本人以外の家族へのお手伝いや
     〇ホームヘルパーが援助しなくても日常生活に支障がない行為
     〇日常的な家事の範囲を超える援助等は介護保険の給付対象となりません。
    (具体的にできないことはこんなこと)
     〇本人以外の食事や買い物・洗濯
     〇来客の対応
     〇ペットの世話や庭の手入れ
     〇使用していない部屋の掃除や片づけ
     〇金銭管理
     〇遊びのための外出援助


    「たのしかった」「誰かの役にたてた。」その気持ちが元気の源になると私は考えています。
    ここであげたできないことを全部叶えられるのが「パーソナル介護士」です。
    是非社会資源の一つとして取り入れていただけたらと思います。

    今日はここまで~(^^♪
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2022-09-12 23:26:00

病気の時の魔法の言葉

今朝、我が家の次男が発熱。
こんな時期だし不安が頭をよぎりました。
仕事の調整をして、病院受診することに。

熱が高いこともありすぐにコロナの検査をした所陰性。
ホッとしました。

生まれてからほとんど熱をだしたことのない次男。
今週末にある運動会に向けてきっとすごく頑張っていて
体が疲れていたのだと思います。

普段はおてんばな次男ですが、今日は1日眠っていました。
早くよくなってほしいです。

具合が悪い次男に
私がいった言葉は「ママにうつしちゃえばいいよ。」という言葉。
その言葉を自分でいっていて思い出したのです。
あーーそういえば小さな頃私は体が弱く2歳頃までずっと入退院を繰り返していたんですよね。
仕事の両親にかわっていつも一緒にいてくれたのは祖母。
祖母は小さな頃から、物心つくようになっても私が具合が悪い日は
きまって
「おばあちゃんに、みんなうつしちゃえ。」
といってくれていたのです。

次男の寝顔を見ながら、小さな頃の記憶をたどっていたら
祖母の愛情の深さに心があたたかくなりました。

たとえば今
寝たきりの家族がいたとしても
過去にさかのぼってみたら
きっと沢山の小さな思い出が詰まっているはず。

その思い出をたどって話かけるだけで
必ず伝わるものがあると私は思っています。

思い出す時に残るものは、
お金をかけたことよりも
愛情をこめて
手間をかけてくれたことなんですよね。

早くよくなるといいな。

みなさんも、朝晩と昼の温度差が激しいので体調にはくれぐれも気を付けてくださいね。
今日も一日お疲れ様でした。

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2022-09-11 20:09:00

一生懸命に介護をしてる人ほど自分を責める

6月参加させていただいた
ワイワイフェスで、隣のブースに座ったAさんと気軽に話をしていました。
聞いてみると、義母さんが夫の介護をしていたのですが、数か月前にお父様は亡くなられてしまったそうです。

Aさんは私に
「母がね、お父さんがもっと思ったようにみてあげればよかった。ってずっと後悔してるんです。
後悔をして自分を責めているお母さんになんて声をかけてあげたらいいのかわからなくて・・・・」
というお話をしてくれました。

そのとき私は私自身の義母のことも思い出していました。
義母も一人で義父を看取っていたからです。そして、その義母もまた
「もっとね、お父さんに優しい言葉をかけてあげればよかったのにね・・・」
いつも気丈な義母ですが、義父の話をするときの義母はいつもさみしそう。

2人に共通しているのは旦那さんのことを大切におもい、生前それぞれの形で一生懸命に介護をされていたということ

私は少し考えてから言葉を選びながら話し始めました。
「おかあさんに伝えてください。きっとお父さんは後悔するなっておもっていると思いますよ。
後悔するってことは、それだけ怒ったり悲しんだり、反対に同じ時間を一緒に楽しんだり喜んだり
沢山思い出があるから後悔するんだと私は思います。だから、お母さんにお母さんは本当によくお父さんのことをみたんだねといってあげてください。」

と。

そして、私は自分の義母にも同じ言葉をかけた。
義母はそれでも「ううん。」と首を横にふっていたけど
それでも少しだけ気持ちが晴れ晴れしているようにみえた

積み重ねてきた時間の中があるからこそ、
例えばそれは、朝のちょっとした朝食のときだったり、一緒に出掛けた場所の名前が広告に流れるときだったり、
おとうさんが通っていたデイサービスの車を見かけたときだったり。
そういうちょっとした時間に「もっと~すればよかった。」という気持ちが湧き出るのだと思います。

だってそう思いませんか?
一生懸命みたから、悲しい顔や、つらそうな顔までみたんです。

私の義父はきっと義母が後悔していることを知ったら
天国で笑いながら
「後悔なんてするな。」
といってる気がしてならないのです。

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