日記
『幼馴染が 認知症の母を介護していること』
今日はくみの誕生日会をした
くみは3歳からの幼馴染
かなとくみと私はいつも3人
山奥の田舎で育った
田舎だからか
今でいう
多世代交流は
自然に根付いていて
となりの家も自分の家も
みんな家族みたいで
ただいまーと玄関をあけて
入ってくる様な地域
故郷では鍵をかけたことも
鍵をあけたことも一度もない笑
ケラケラ笑うくみは
さっぱりしていて
潔い
だけど繊細で優しい
彼女のお母さんが
認知症と診断されたのは数年前
くみがお母さんの話を
するときリアルな言葉が沢山聞こえてくる
『今でこそやっとまわりにいえる。
最初なんか怒鳴りまくってたもん。』
笑いながらいうくみは
きっとずっと抱え込んで
自分を責めていたはず
彼女は徐々に受け止め
まわりにお母さんのことを隠さずに話していた
お母さんの友達や近所の方とも
今まで通り交流を当たり前に続け
社会資源が沢山ある
くみのお母さんは明るい
くみのことが大好きで
くみのことを
『かわいいでしょ。いいこだよー。本当に。』
と話す
認知症は病名です
くみのお母さんはお母さんのままだし
くみもまた娘としての関わり方を
自然にしている
くみのお母さんの話は
明るくて
愛がいっぱい
だけど、要約そうなれたといった
くみの言葉が
これまでの葛藤を物語っていた
1人で抱え込まないで
隠さないでも
みんなが自然に受け止めれる
地域にするために
小さくても
私にできることを一つずつ
必ずしていくと自分に約束した日
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