日記
衣類についたおしっこの匂い
介護をしていると介護度があがるにつれて
排泄の問題がでてきます。
排泄が自分でできるかできないかで、介護者の心理的な負担もかなり違います。
排泄に失敗することがおおくなると
洗濯ものの量も回数もこれまでの倍以上になることがほとんど。
1日の中で3回洗濯機を回すということは言葉で聞く以上に大変なことです。
特に大人の尿の匂いはアンモニア臭が強く寒い信州では匂いが部屋中に充満してしまい
部屋をあけると尿の匂いがしてそれだけでも気が滅入ってしまうことも少なくありません。
今日、お世話になっている株式会社和が家で岡谷市と協同の家庭介護者支援事業の介護カフェの中で
丁度排泄の話題になりました。
洗濯ものの量の他、汚れてしまった衣類をどうしているかという質問がでました。
私たち介護のプロは当たり前にお湯で洗ってワイドハイター等に30分ほどつけた後洗濯機で洗っているのですが
ご家族にとってはそういった小さな解決方法もわからず悩んでいることが多いことに気が付きました。
その1 お湯であらい、ワイドハイターにつけ、洗濯をする
その2 重曹を適量お湯に溶かしそこに衣類をつけておく
こういった方法をためしてみると匂いがいつもより軽減されます。
そして、尿もれの問題は毎日のことですので一人で悩まずに小さな悩みのうちから
近くにいる介護のプロ、もしくは、介護用品を取り扱うお店等の販売員さんに相談してみてくださいね。
もちろん、パーソナル介護士伊藤も相談にのります。
080-1046-4244
①「介護保険サービス」と「介護保険外サービス」の違い
新聞を読んでいても
本を読んでいても
なんで、こんなに難しい言葉を使うんだろうと思ってしまうことが沢山あります。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごす時間が長いと
余計にわかりずらさがわずらわしさにかわることを
感じる機会も多いものです。
そして、おじいちゃん、おばあちゃんにとってわかりずらい言葉というのは
私たちにとっても
もちろん子どもたちにとっても難しいこととなるのです。
耳慣れしたワードになると
それだけで理解はしてなくても知ってるような気になってしまうし
今更聞けないことも実は沢山あるんですよね。
というわけで、時々小学生でもわかる介護のミニ知識をお伝えしていこうと思います。
- 要介護者 からだのどこかに、不自由がおき、なんらかのお手伝いが必要なひと ときどき「被介護者(ひかいごしゃ)ともよばれますが、要介護者が一般的です。」
- 介護者 からだの不自由な方のお手伝をする人のこと
- 介護保険とは ①介護が必要なおじいちゃん・おばあちゃんが自立した生活を送ることができるように ②介護を行っている家族の介護による負担を軽減することを この2つを目的につくられた国の制度。→2000年4月からはじまった新しい制度です。
- 介護保険サービスとは
- 介護保険(国の税金を使う)を使って受けられる介護サービスのこと
- 利用条件があり、高齢者なら誰でも受けられるというわけではない
- 介護保険外サービス 訪問介護や訪問看護などの介護保険サービスでは適用できない部分を補う介護サービスです。
家事代行サービスから旅行や外出支援サービスなどその方の趣味や得意なことを一緒にできる枠にしばられないサービスです。 - 訪問介護 おうちにヘルパーさん(プロの介護者)がきて、生活のお手伝いや身体のお手伝いをするサービスのこと お家でのサービスです。
(ポイント)お手伝いさんとは異なるため、頼めることは限られてみきます。あくまでも、要介護者へのお手伝いが基本!
〇本人以外の家族へのお手伝いや
〇ホームヘルパーが援助しなくても日常生活に支障がない行為
〇日常的な家事の範囲を超える援助等は介護保険の給付対象となりません。
(具体的にできないことはこんなこと)
〇本人以外の食事や買い物・洗濯
〇来客の対応
〇ペットの世話や庭の手入れ
〇使用していない部屋の掃除や片づけ
〇金銭管理
〇遊びのための外出援助
「たのしかった」「誰かの役にたてた。」その気持ちが元気の源になると私は考えています。
ここであげたできないことを全部叶えられるのが「パーソナル介護士」です。
是非社会資源の一つとして取り入れていただけたらと思います。
今日はここまで~(^^♪
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