日記
一生懸命に介護をしてる人ほど自分を責める
6月参加させていただいた
ワイワイフェスで、隣のブースに座ったAさんと気軽に話をしていました。
聞いてみると、義母さんが夫の介護をしていたのですが、数か月前にお父様は亡くなられてしまったそうです。
Aさんは私に
「母がね、お父さんがもっと思ったようにみてあげればよかった。ってずっと後悔してるんです。
後悔をして自分を責めているお母さんになんて声をかけてあげたらいいのかわからなくて・・・・」
というお話をしてくれました。
そのとき私は私自身の義母のことも思い出していました。
義母も一人で義父を看取っていたからです。そして、その義母もまた
「もっとね、お父さんに優しい言葉をかけてあげればよかったのにね・・・」
いつも気丈な義母ですが、義父の話をするときの義母はいつもさみしそう。
2人に共通しているのは旦那さんのことを大切におもい、生前それぞれの形で一生懸命に介護をされていたということ
私は少し考えてから言葉を選びながら話し始めました。
「おかあさんに伝えてください。きっとお父さんは後悔するなっておもっていると思いますよ。
後悔するってことは、それだけ怒ったり悲しんだり、反対に同じ時間を一緒に楽しんだり喜んだり
沢山思い出があるから後悔するんだと私は思います。だから、お母さんにお母さんは本当によくお父さんのことをみたんだねといってあげてください。」
と。
そして、私は自分の義母にも同じ言葉をかけた。
義母はそれでも「ううん。」と首を横にふっていたけど
それでも少しだけ気持ちが晴れ晴れしているようにみえた
積み重ねてきた時間の中があるからこそ、
例えばそれは、朝のちょっとした朝食のときだったり、一緒に出掛けた場所の名前が広告に流れるときだったり、
おとうさんが通っていたデイサービスの車を見かけたときだったり。
そういうちょっとした時間に「もっと~すればよかった。」という気持ちが湧き出るのだと思います。
だってそう思いませんか?
一生懸命みたから、悲しい顔や、つらそうな顔までみたんです。
私の義父はきっと義母が後悔していることを知ったら
天国で笑いながら
「後悔なんてするな。」
といってる気がしてならないのです。
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