日記
母からの電話で・・・
「郁美~お母さんだけど。あんた、これんずら~?(山梨の方言)。」
とよく電話がきます。
母には5日ほど前に会っていて
実家がある山梨にも家族みんなで先週いったばかり。
「うーーーん。ちょっといそがしくていけないな。
また、行けるときにいくから。」ちょっとだけ語尾が強くなってしまった。
内心私はイライラしてしまう。
ちょうど夕飯のつくっている時間帯だったり
朝のこどもたちの送り出しの時間だったり
母はすごくタイミングが悪い。
きわめつけに、「今ちょうどこどもたちを送っていくところだから。」とふんわり
今は忙しい時間であるということを伝えているにも関わらず
話はじめるのが母なのだ。
それもずっと昔からかわらない。
母はさみしがり屋なのもしっている。
行けるときにいくからといって電話をきってしまった後に
いつも少しだけ胸のあたりがざわざわする。
もしあした 母が急に死んでしまったとしたら
私はすごく今日のことを後悔するだろうし
なんであの時にもっとちゃんとに話をきいてあげたりとか
いつだったら行けるかとか具体的な話をしなかったんだろうとか。
そしてフリーランスの介護士として事業をおこしてから
一人暮らしのお年寄りとお話をして
そのさみしさを聞いて、私と過ごす時間で少しでも気持ちが和らいでくれたらと
思っているのに。
「娘がいても、嫁にいってしまえばなかなか会えないし、来てほしくても言えないんだよね。
娘には娘の生活があるから・・・」とそう話していたAさんの顔が思い浮かんだ。
Aさんの顔と母の顔が順番に浮かんだ。
つい最近あっていたった母は日々さみしさを我慢しているのだろう。
寂しがり屋の母だからこそ
その我慢は人の何倍にも感じるかもしれない。
なるべく時間があるときは
父や母に連絡をしたり
父や母と過ごす時間を最初にとっておこうと思った。
うざったく電話を切れること自体
本当はありがたくて幸せなことなんだ。
実家からみえる富士山
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病気の時の魔法の言葉
今朝、我が家の次男が発熱。
こんな時期だし不安が頭をよぎりました。
仕事の調整をして、病院受診することに。
熱が高いこともありすぐにコロナの検査をした所陰性。
ホッとしました。
生まれてからほとんど熱をだしたことのない次男。
今週末にある運動会に向けてきっとすごく頑張っていて
体が疲れていたのだと思います。
普段はおてんばな次男ですが、今日は1日眠っていました。
早くよくなってほしいです。
具合が悪い次男に
私がいった言葉は「ママにうつしちゃえばいいよ。」という言葉。
その言葉を自分でいっていて思い出したのです。
あーーそういえば小さな頃私は体が弱く2歳頃までずっと入退院を繰り返していたんですよね。
仕事の両親にかわっていつも一緒にいてくれたのは祖母。
祖母は小さな頃から、物心つくようになっても私が具合が悪い日は
きまって
「おばあちゃんに、みんなうつしちゃえ。」
といってくれていたのです。
次男の寝顔を見ながら、小さな頃の記憶をたどっていたら
祖母の愛情の深さに心があたたかくなりました。
たとえば今
寝たきりの家族がいたとしても
過去にさかのぼってみたら
きっと沢山の小さな思い出が詰まっているはず。
その思い出をたどって話かけるだけで
必ず伝わるものがあると私は思っています。
思い出す時に残るものは、
お金をかけたことよりも
愛情をこめて
手間をかけてくれたことなんですよね。
早くよくなるといいな。
みなさんも、朝晩と昼の温度差が激しいので体調にはくれぐれも気を付けてくださいね。
今日も一日お疲れ様でした。
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優しい贈り物
いつもお世話になっている株式会社和が家の訪問介護のヘルプに今日はいってきました。
フリーランスで働いているとこういった働き方ができるのも本当にありがたいです。
そして、和が家のみなさんにお願いしていただけることに感謝です。
今日9月9日は長男の誕生日です。
いつも、落ち着いていて、包容力抜群の長男です。
11年前の今日、早産で生まれた彼は、肺がまだ未熟で
NICUに1か月入ることになりました。
はじめての経験に不安でいっぱいだった毎日。
でも、息子はすくすく大きくなってくれました。
心の成長には本当に母親ながら尊敬してしまいます。
親子であっても
私は私であなたはあなた。
彼はきっと素敵な大人になると思っています。
今日訪問したお年寄りに息子の誕生日の話をしたら
手作りのつるを折ってくれました。
「元気で暮らせるように、おめでとうっていってあげて。」
そっと私の手にのせてくれました。
日本は恵まれた国になりました。
あれがほしい
これが欲しい
もちろん、そういう欲は大切だけど
本当の豊かさとはなんなのか
昔の日本を築いてきたおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にいると
考えさせられます。
息子の誕生日に私までたあたたかいプレゼントをいただきました。#岡谷市#介護#介護保険外#自費サービス#高品質#介護福祉士#悩み#パーソナル介護士#認知症介護#介護相談#訪問介護#ホームヘルパー#病院付き添い#買い物同行#身体介護#生活援助#遠距離介護
おばあちゃんのお人形
わたしのおばあちゃんは、本当によく働く人でした。
どれくらい働いたかというと、お昼ご飯は立って食べるような人でした。
かっこよくて、愛情深い人です、
スモモの生産地日本一の私の故郷は、夏にはスモモの花で真っ白。
おばあちゃんは、いつも日本てぬぐいをまいて、これぞおばあちゃんというようなモンペをはいて
赤い農耕車にのって雨の日も風の日も働いていました。
からっとした笑顔でいつも姉や私に
「いいや、いいや(気にするなの意)。」と
暖かい言葉をかけてくれました。
今でもおばあちゃんのにおいや、
おばあちゃんの手の感覚を思い出すと
胸にこみあげてくるものがあります。
こどもたちと介護について考える機会や
イベントにでる機会がありがたいことに増えてきたので
ミニおばあちゃんを作ってもらいました。
この人形をみてるだけでとても癒されます。
はーーー作ってよかった♡
ミニとめのおばあちゃんを連れて
パーソナル介護士、明日も頑張ります!!!#岡谷市#介護#介護保険外#自費サービス#高品質#介護福祉士#悩み#パーソナル介護士#認知症介護#介護相談#訪問介護#ホームヘルパー#病院付き添い#買い物同行#身体介護#生活援助#遠距離介護
父の愛情
こんにちは。パーソナル介護士の伊藤です。
私は3人兄弟の一番末っ子です。
私の父は自営業です。小さな頃は本当に忙しくほとんど家にいませんでした。
父は今引退をして家にいることが増えました。
白髪も増えて時間の流れを感じます。
私の姉家族がコロナに感染しました。
父は孫が大好きなメロンを3個買って
1万円札をくちゃくちゃに折り曲げて
「これで好きなもんくわして、はやくよくなれ。」
と電話がきたそう。
姉が玄関にいくとこのメロンが3つおいてあったそうです。
姉は私にラインで
「こんなにメロン食べれんら?でも、なんか泣けた。」と
父は職人でぶっきらぼう。
てれくさくて、言葉で表現できない父の愛の深さに姉と2人で感動しました。
親の愛情の伝え方にはいろいろな形があります。
その時に自分がほしかった愛情の形かどうかで感じ方も変わりますね。
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