日記
「宝物」
お客さまから誕生日カードをいただきました。
嬉しい(^^)/
家族みたいに
安心してお願いできる人になりたい。
お葬式に呼ばれるくらいの信頼関係を築きたい。
そんな想いをもってこの事業をはじめました。
家族での介護って
当事者の方だけの問題ではありません。
介護が必要になると
これまでの家族の形が変わっていくことは確かです。
だけど
介護が必要になっても
おばあちゃんは
おばあちゃんだし
おじいちゃんは
おじいちゃん
今は介護が必要でも
昔は
かわいがってくれた
送り迎えをしてくれた
大切に育ててくれた
お父さんも
お母さんも
今は白髪が増えて
背中も丸くなったけど
私のおむつを替えてくれて
熱のときは病院につれてってくれ
毎日お弁当をつくってくれた
家族だからこそ
受け入れられないことがある。
なんでできないの?
さっきいったじゃん。
また、同じ話してる。・・・・
イライラしながらも
でも、大切にしてくれた愛情をたまに思い出し
大きな後悔が襲うことがあります。
後悔したときは
今度は自分を責めます。
だけど24時間とぎれることのない介護は
きれいごとばかりはいっていられないんです。
だからこそ
家族の代わりに
私は
私の目の前にいる当事者に徹底的にむきあいます。
その方を大切にすることが
家族みんなをプラスの方向へかえていくことを知っているからです。
介護が必要になっても
これまでの家族の形を支えていくサービスを
私はこれからもみなさんに届けていきたいと思います。
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一緒に植物の観察
だいぶ朝晩は冷え込んできましたが
みなさん体調等くずされていませんか?
この金のなるき
訪問で行かせていただいているおばあちゃんの玄関にあります。
当初この木は葉っぱがしょぼしょぼになり、
「水をちょーだい!!!
私喉がかわいたわ!!!」
と私を見てうったえまくっていました。
私はAさんにお話しをして
「これからは、一緒に水やりを順番にしましょう。」
そう提案しました。
木の下を見ると
落花生の殻や、ごみが捨ててありました。
おそらく、認知症の症状により植物かなんなのかがわからなくなってしまう日があるのだと思います。
水をたっぷり上げた翌週。
再びかねのなる木をみると
見違えるほど元気になっていました。
「Aさん!!みて!!すごい元気になりましたね(^^)/」
Aさんもうれしそうな顔で
「ね。さんざんほっといたから。今度は伊藤さんと一緒にやるから大丈夫と思うよ。」
といってくれました。
認知症は時間帯や季節の代わり目で症状の出方がかなり変動する病気です。
悪くなったときだけをみてその方のできること、できないことの判断をするのは間違った判断になってしまい
その方の心を閉ざしてしまう原因にもなるので、長い目でその方と関わることが大切だと思います。
来週もたのしみです。
Aさん。ありがとうございました。
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ユニバーサルツーリズム勉強会 IN富士見高原リゾート
諏訪にはいいところがいっぱいある。
その前に信州は自然豊かで本当にいいところ。
美しい景色
おいしい空気
豊かな食材
そして何より人も優しい
もうすう十年前のこと。
私は大学を卒業し諏訪地域に就職がきまっていた。
今での思い出す懐かしくてすこしさみしくなる思い出。
思い出をつくろうと私は姉と祖母と高遠の桜をみにいった。
高遠の桜は丘の上。臨時の駐車場に車をとめて
バスに乗り換え公園の入り口付近までつれていってもらった。
祖母はそのころ心臓が弱ってきており
沢山歩いたりすると息切れするようになっていた。
簡単な気持ちで当たり前のように桜のところまで歩いていける祖母を想像して
私たちは旅にでたのである。
でも・・・・
バスをおりて30メートルほど歩いたところで祖母の足はとまった。
表情はくらく
「どうした?」
そう聞く私に
「おばあちゃん、えらくて(しんどくての意味)もう行けない。」そういった。
私は以外な言葉に驚いた。
でも、今となると祖母の体のことをきちんと見れていなかったともいえる。
そして私たちは桜をみることをあきめて
再び駐車場に戻ってきた。
楽しいはずの思い出が申し訳なさと
なんだかさみしいような、切ない気持ちがこみあげてきた。
春になり高遠の桜を見るといつもその日のことを思い出す。
私も
姉も
そして
おばあちゃんも
「無理」
簡単にそう思ってしまった。
知らないってそういうことなんだ。
沢山の人に
知恵をかりて
体が不自由であっても
いきたい
堂々といっていい。
それが少し誰かの手をかりることであっても
いきたい気持ちがかなった先に
笑顔がみれたり
そのときしか作れないかけがえのない思い出となるのだ。
諏訪はいいところだ。
あの頃より今はもっともっとよくなった。
諏訪の福祉の観光を支える上でユニサポの存在の大きさをずっと感じていた。
あきらめることなんてないよ。
大丈夫できるよ。
ユニサポの牛山さんや古村さんと話していると
本当にそうなっていく。
10月17日の火曜日
雨予報のこの日。
古村さんご招待で
ユニサポの研修に参加した。
車いすユーザーのMさんや
伊那で地域おこし協力隊をしている方や観光業に携わっている方と合流させていただき、
一緒にJINRIKI体験をしたり、Mさんのうれしそうな表情を間近で感じさせてもらった。
研修後
できないと決めつけていたのは私自身だったのかもしれないと思った。
Mさんの笑顔がすごく心に残った。
私たちが諦めてどうすると改めて思う。
もっと諏訪地域を
障がいに関係なく誰もが安心して過ごせる場所を増やしていく支えに
私も少しでもなっていけたらいいなと思っている。
今祖母がいきていたら
間違いなく
高遠の桜を前に写真をとって微笑んでいただろう。
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「敬老の日」とは
ある父親思いの息子が
老いた父に酒を飲ませたいとねがったところ
霊泉からお酒が沸いて出たという故事からうまれた日といわれています。
それらに基づき、全国的に9月中旬頃に地域のお年寄を招待して
敬老会を開くということが慣わしになり、9月15日を敬老の日に定めたといわれています。
お年寄は長くいきてきた分
知恵が沢山あります。
その知恵をお借りして、それぞれの力を生かして暮らせるコミニティが沢山できる仕掛けづくりを
考えていきたいと改めて思った日でした。
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この仕事が大好き
介護の仕事をしていると
「大変でしょ?よくやってるね。」
とねぎらいの言葉をよくかけられることがあります。
たしかに介護は大変なこともあるかもしれないけど・・・
それは、介護の仕事に限らないことですね。
ご自宅でずっと介護をしているのと
専門職として介護をするのではまた全然違いますね。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごしながら
お話したり
一緒に料理を作ったり
歌を歌ったり
こんなに楽しい時間が仕事になるなんて
他にそんな仕事あるでしょうか?
私にとって介護は仕事じゃないんですよね。
「自然に身体も心もワクワクする」
そんな感じ(^^♪
もっもっともっと
介護の楽しさを伝えていきます!!!
だって私本当におじいちゃん、おばあちゃんのことが大好きなんです!
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