日記
ユニバーサルツーリズム勉強会 IN富士見高原リゾート
諏訪にはいいところがいっぱいある。
その前に信州は自然豊かで本当にいいところ。
美しい景色
おいしい空気
豊かな食材
そして何より人も優しい
もうすう十年前のこと。
私は大学を卒業し諏訪地域に就職がきまっていた。
今での思い出す懐かしくてすこしさみしくなる思い出。
思い出をつくろうと私は姉と祖母と高遠の桜をみにいった。
高遠の桜は丘の上。臨時の駐車場に車をとめて
バスに乗り換え公園の入り口付近までつれていってもらった。
祖母はそのころ心臓が弱ってきており
沢山歩いたりすると息切れするようになっていた。
簡単な気持ちで当たり前のように桜のところまで歩いていける祖母を想像して
私たちは旅にでたのである。
でも・・・・
バスをおりて30メートルほど歩いたところで祖母の足はとまった。
表情はくらく
「どうした?」
そう聞く私に
「おばあちゃん、えらくて(しんどくての意味)もう行けない。」そういった。
私は以外な言葉に驚いた。
でも、今となると祖母の体のことをきちんと見れていなかったともいえる。
そして私たちは桜をみることをあきめて
再び駐車場に戻ってきた。
楽しいはずの思い出が申し訳なさと
なんだかさみしいような、切ない気持ちがこみあげてきた。
春になり高遠の桜を見るといつもその日のことを思い出す。
私も
姉も
そして
おばあちゃんも
「無理」
簡単にそう思ってしまった。
知らないってそういうことなんだ。
沢山の人に
知恵をかりて
体が不自由であっても
いきたい
堂々といっていい。
それが少し誰かの手をかりることであっても
いきたい気持ちがかなった先に
笑顔がみれたり
そのときしか作れないかけがえのない思い出となるのだ。
諏訪はいいところだ。
あの頃より今はもっともっとよくなった。
諏訪の福祉の観光を支える上でユニサポの存在の大きさをずっと感じていた。
あきらめることなんてないよ。
大丈夫できるよ。
ユニサポの牛山さんや古村さんと話していると
本当にそうなっていく。
10月17日の火曜日
雨予報のこの日。
古村さんご招待で
ユニサポの研修に参加した。
車いすユーザーのMさんや
伊那で地域おこし協力隊をしている方や観光業に携わっている方と合流させていただき、
一緒にJINRIKI体験をしたり、Mさんのうれしそうな表情を間近で感じさせてもらった。
研修後
できないと決めつけていたのは私自身だったのかもしれないと思った。
Mさんの笑顔がすごく心に残った。
私たちが諦めてどうすると改めて思う。
もっと諏訪地域を
障がいに関係なく誰もが安心して過ごせる場所を増やしていく支えに
私も少しでもなっていけたらいいなと思っている。
今祖母がいきていたら
間違いなく
高遠の桜を前に写真をとって微笑んでいただろう。
#岡谷市#介護#介護保険外サービス#自費サービス
#介護#高品質#介護福祉士#悩み#パーソナル介護士
#認知症介護#介護相談#訪問介護#ホームヘルパー
#病院付き添い#買い物同行#身体介護#生活援助